まさみ『バビロン大富豪の教え』のバビロンってどこにあったの？
実はこの本、ただの空想ではなく、古代に実在した都市バビロンを舞台にしています。
お金や商業がとても発達していた都市だからこそ、“お金の知恵”がたくさん生まれたのです。
この記事では、バビロンのあった場所や歴史、当時の暮らしについて、やさしくご紹介します♪
物語の世界がもっとリアルに感じられるようになりますよ！
『バビロン大富豪の教え』が生まれた背景を知ろう
『バビロン大富豪の教え』は、古代都市バビロンを舞台に、お金の知恵を物語で伝える名著です。
でも、そもそも「バビロン」ってどこ？ 本当にそんな国があったの？と気になる方も多いのではないでしょうか？
この記事では、物語の舞台となった古代バビロニアについて、やさしくわかりやすくご紹介します。
古代バビロニアってどこ？
バビロニアは、今のイラク周辺にあった古代メソポタミア文明の国です。
チグリス川とユーフラテス川に囲まれたこの地域は、農耕が盛んで、多くの都市国家が誕生しました。
その中でも、バビロンは商業と金融が発達した、当時の最先端都市だったといわれています。
世界初の“お金の仕組み”があった？
実は、バビロニアではすでに約4,000年前から「金利」や「貸借契約」などの制度が存在していました。
紀元前1700年頃に成立した「ハンムラビ法典」には、利子や借金、返済に関するルールまで記されています。
現代の金融ルールの原型が、すでにこの時代からあったんですね！
なぜバビロンの物語が“お金の教科書”になったのか？
『バビロン大富豪の教え』は、そんな高度な金融文化を持った都市で暮らす人々の物語。
主人公たちは働いてもお金が残らず、悩みながらも賢者からお金の知恵を学び、少しずつ豊かになっていきます。
この流れは、現代に生きる私たちにもそっくりですよね。
舞台がバビロンなのは、単なるファンタジーではなく、実際に”金融の知恵”があったリアルな都市だからこそなのです。
まとめ：背景を知ればもっと面白い！
『バビロン大富豪の教え』を読む前に、バビロニアの歴史や文化を知っておくと、物語がより深く味わえます。
遠い昔の出来事のようでいて、実は今の私たちにも通じる知恵がそこに詰まっています。
次に本を開くときは、ぜひ「これは実際に存在した街の話なんだ」と思いながら読んでみてくださいね。